そばを打つのに重要なのが水、日本名水百選に選ばれた箱島湧水は[硬度」の低い軟水。繊細なそばの香りを一段と引き立て、豊かな味わいを生み出します。
樹齢400年「箱島不動堂の大杉」から湧き出る名水
箱島不動尊のお堂脇にある、樹齢400年とも言われる町の天然記念物「箱島不動堂の大杉」。その根元からこんこんと湧き出るこの湧水は、日量約3万トンもの豊富な湧出量を誇っています。
良質の水は鳴沢川となり町内の飲料水、農業用水、養鱒場用水として利用されています。
下流ではホタルが生息し、6月~7月下旬ごろ見頃となります。(吾妻町ホームページより)
豊かな自然の中に力強く流れ出す湧水は清々しく、自然のパワーを感じることができます。流れ越しに眺める森の風景も見どころ。当店より車で5分程の所にございます。駐車場もございますので、お越しの際は是非お立ち寄りください。
箱島湧水と榛名湖はつながっている、という伝説
その昔、原町の善導寺に第二世「円光上人」という人物がいた。そこへ怨敵に追われた木部宮内少輔の「北の方」(円光上人の母)が突然訪れ、よもやま話をしていた。 円光上人は母が追われている身とは知らず、何気なく別れを告げたが、それが最後の別れとなり、「北の方」は『息子に会えてもう思い残すことはない』と榛名湖へ向かい、待女とともに入水して果ててしまった。 その後、榛名湖には大蛇が棲むという話が取り沙汰され、大蛇は「北の方」の化身だと思われるようになった。 そこで、供養のために、「北の方」の位牌を榛名湖へ沈めたところ、その位牌がここ箱島の湧水から出てきたという。 この位牌は、今もなお箱島不動尊に納められている。 (吾妻町ホームページより)